こんにちは。
都内は今年初の夏日…☼☼
熱中症にも十分に気をつけたいですね…
当教室では、この春から初めてピアノを習うお子様も多く
楽器のご購入についてのご相談も続いています。
講師としては、アコースティックピアノと呼ばれる
電子技術を使っていない”アップライトピアノ”や”グランドピアノ”で
練習していただけるのが大きな理想ではありますが…
都内では特に、住宅の事情もあり
電子ピアノを選ぶ方がほとんどです。
今回は、ご相談いただき講師目線で考えた中で
電子ピアノの「選び方の基準」を
私なりにまとめてみようと思います☘︎
大切な考え方
ピアノは、長い年数続く習い事です。
そんな長い年月の中でも、レッスンは概ね週1回。
圧倒的に自宅での練習時間の方が長いです。
自宅のピアノとレッスン室のピアノの差が大きいと
「自宅では弾けるものがレッスン室では弾けない ☹︎」と
タッチや響きの差がストレスになり
ピアノを弾くことが楽しくなくなってしまう場合もあります。
そのため”より レッスン室のピアノに近いピアノ”を
お選びいただきたいと思います。
価格の違いと最低ライン
ご相談を受ける中でまず
「大体いくらくらいですか?」
というご質問が多くあります。
もちろんピンキリではあるのですが…
電子ピアノは主に鍵盤(木orプラスティック)と
スピーカーの性能によって価格に差がでてきます。
指を育てていく段階のお子様にとって
鍵盤のタッチはとても重要なので、
木製鍵盤の機種をお選びいただく際の
基準としていただけるといいと思います。
※当教室では、山野楽器の担当さんをご紹介しています。
山野楽器さんから頂いた2022年5月現在の情報によると
木製鍵盤の電子ピアノとしてお薦めできる機種は
20万円弱からご用意があるそうです。
(ご参考までに…)
メーカーによる違い
♪2大メーカー
国内で一番知られているメーカーは
「YAMAHA」と「KAWAI」ではないでしょうか。
この2つのメーカーは、アコースティックピアノの製造が盛んなため
電子ピアノにも、それぞれのメーカーのアコースティックピアノの音を
使っているのが大きな特徴です。
同じくらいの性能であれば、
それほど大きな価格の差はないので
もしも楽器店などで実際に音を出せる機会があれば
音の好みでメーカーをお選びいただくのがいいかもしれません。
レッスン室のピアノとメーカーを合わせるのもいいと思います。
(ちなみに当教室はKAWAIのグランドピアノです!)
♪その他メーカー(例)
電子楽器メーカーとしてはRoland(ローランド)も
広く知られています。
上記2大メーカーとの違いは、
アコースティックピアノの製造を行っていないため
音が独自に作られたものである…という点でしょうか。
スタイリッシュなデザインや、コンパクトな機種もあり
そういったものは、どちらかというと大人の方で
趣味でピアノを楽しんで頂く方にはお薦めです。
鍵盤に木材を使っている機種もありますので
弾き比べてみて、Rolandの音質が好みであれば
楽しんで練習していただけると思います。
ご購入の際はご相談ください♪
ここまで読んで下さりありがとうございます ❣︎
今回は具体的な機種は挙げていませんが
電子ピアノ選びのご参考にしていただけましたら幸いです。
実際、同じメーカー同じ機種でも
インターネット上で購入できたり、
価格も安く購入できる場合もあります。
しかし、アフターサービスや
設置・配送などの作業、本体以外の附属品など
様々な面で信頼のおける楽器店さんをご紹介していますので
当教室で電子ピアノのご購入をお考えの生徒さんは
ご相談ください。
機種によって、納期なども異なるため
最新の情報をお伝えしながら、ご希望に添えるように
楽器選びのお手伝いを致します♪